【第10回A級合格】マーケティングの専門性を高めるための資格

  • 嘉村しょう 様
  • 会社員
  • 男性

 

A級受験のきっかけは、9年前のB級合格でした。

2015年2月にB級に合格しましたが、当時はA級対策の参考書や講座もなく、受験を見送っていました。

昨年から、過去に取った資格を取り切ろうと考え始め、A級を受験することに決めました。

受験勉強を始めたのは、A級の一日集中講座を受講してからです。
昨年10月に行われた「マーケティング・ビジネス実務検定®A級 1日集中対策講座」を受講するまでは、何も行っていませんでした。

講座受講後に勉強の必要性を感じ、本格的にA級の受験勉強に取り組み始めました。

対策講座で重点領域を知り、参考書と問題集を繰り返し解くことが合格の近道です。

勉強には、以下の教材と講座を使用しました。

工夫した点

講座を受講するまで、試験の構成や配点についても知りませんでしたが、受講後、事例問題と筆記問題の配点が高く、対策すべきであることを知りました。
その上で、出題形式に応じ、以下の工夫をしました。

多選択肢式
参考書に掲載されている練習問題と、アドバンストトレーニング問題集を7回繰り返し解きました。
多選択肢式の問題は合格に必要な点数のベースになるため、落とさないように繰り返し解きました。
要約問題
講座で配布されたレジュメを基に、ポイントを整理した上で、3回要約を書く練習をしました。
事例問題
対策講座で配布された演習問題と、直近の過去問の事例問題を、繰り返し解きました。
選択肢が用意されている多選択肢式と異なり、事例は答案を書き慣れていないと難しいと思われます。
情報整理と、アイディア発想、両方のスキルが求められるため、予め練習をしておくことが高得点に繋がります。

マーケティングの専門性を究めるために、A級で得た知識とスキルを活かしたいと考えています。

合格したA級を基に、更にマーケティングの専門性を深めたいと考えています。
具体的には、大学院で経営やマーケティングに関する学位を取得する際に、検定で得た知識を活かせるのではないかと考えています。

申込会場には注意が必要です。

出題された問題全般の印象として、奇を衒った問題はなく、講座・問題集・参考書内から出題されました
出題以外の感想として、受験する会場に注意が必要です。東京の試験会場で受験するつもりが、誤って大阪の会場で申し込み、試験前々日に大慌てで、事務局に会場変更を依頼しました。
又、試験会場が記載された受験票は、メール本文ではなく、システムにログインし、PDFファイルを確認する必要があるため、メールが届いたら、早めに確認しておくと、慌てずに済むと思います。

合格の後を見据えた勉強をお勧めします。

分野を問わず、資格不要論は根強いですが、これからの時代は、益々、過去の経験「だけ」を頼りにしたキャリア・アップは難しくなっていきます。

これは、企業の事業の寿命が短くなっており、過去に経験のない事業への参入といった、経営の多角化が一般的になってきているためです。
豊富な実務経験をお持ちの方は、資格勉強を通じて、経験を整理・体系化・形式知化することで、ご自身の価値を更に高めることができます。一方、経験を積んでいる最中の方は、ご自身が担当している業務が、自社のマーケティング活動のどこに位置付けられるのかを客観的に把握することで、今後の指針にすることができます。
検定試験の合格はあくまで通過点でしかなく、本来の目的は、勉強を通じて得た知識やスキルを再現性のあるものに変えていくことにあります。

折角、買った参考書や講座も1〜2回目を通しただけでは身に付かないため、資格により高い付加価値を与えるためには、合格後も継続的に学び続ける必要があります。
問題集や過去問を繰り返し解くことで、知識が定着し、実務で価値を生む行動に変わっていきます。

行動が変わると、成果が変わってきます。合格の一歩先を見据え、勉強に取り組むことをお勧めします。

 

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