第37回 レジ袋とエコバックのはざ間で

みなさん、こんにちは!

プラスチック製レジ袋の有料化がすべての小売店に義務づけられて、すでに1カ月以上が経過しました。スタート直後は、レジ袋の購入に戸惑いや反感を覚える人も多かったのではないでしょうか。私もようやくエコバックを忘れずに携帯する習慣が身についた気がします。

昼ご飯調達時にコンビニエンス・ストアなどに持参する小さいエコバック、スーパーでの買物用のやや大きめのエコバック、週末のまとめ買い用のさらに大きいエコバックなど、用途や買物の量に応じて使い分け、常に数種類携帯している消費者も増えているのではないでしょうか。

最近では、スーパーやコンビニエンス・ストアの店内に新しくエコバック・コーナーが設置され、いろいろなサイズやデザイン、素材の製品が開発され、販売されています。見方を変えれば、今回のプラスチック製レジ袋の有料化をきっかけに、生活のシーン、ファッションなどに合わせて、「マイバック(=エコバック)を持つ楽しみ」が生まれたのかもしれません。

かくいう私も、以前は景品やプレゼントなどで手に入れたエコバックを使用することが多かったのですが、今回初めて、気に入ったデザインのエコバックをつい購入してしまいました。

国内のレジ袋の使用は年間20万トン程度と、1年間に出る廃プラスチックの約20%にのぼります。また、日本では1人あたりの使い捨てプラスチックごみ廃棄量が米国に次いで世界2位と、まだまだ改善の余地があるようです。

レジ袋有料義務化をきっかけに、地球環境に配慮したライフスタイルを目指していきたいですね。

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