第64回 カレーの本場って

みなさん、こんにちは!

日本のカレーハウス専門店のチェーンがインドに進出して一年以上が経過し、地元の常連客を着実に増やしつつあるそうです。
同チェーンでは、中国、台湾、韓国、タイなどに続くアジア市場への進出ですね。

カレーの本場であるインドで成功することは、マーケティング戦略の上でも意義深い気がします。
インドでは宗教上の理由で牛肉や豚肉を避ける人が多いため、動物性の素材を使用しないルーで本来の味わいを再現しているそうです。
また、日本ではロースカツやチーズが人気のサイドメニューであるのに対し、インドでは野菜やチキンカツが好まれているようです。
一方、トッピング、ご飯の量、カレーの辛さについては、日本国内の店舗と同様に、自分で選ぶことができるそうです。
「日本式のカレーがインド人にどのように受け入れられるのか」気になるところです。

カレーの本場であるインドで日本のカレーを定着させることは、
お寿司や牛丼などの伝統的な日本の食文化のグローバル展開ともすこし異なりそうですね。
やはり、食文化の細かい差異をマネジメントすることが成功への第一歩であり、近道なのでしょうか。

新型コロナウイルス感染拡大の影響が引き続き懸念されますが、インド全土でのチェーン化が早く実現するとよいですね。

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