第4回 ブランド戦略 ~”ブランド”が持つ4つの機能~


みなさんは、ブランドと聞くとどのようなことを連想するでしょうか?
服やアクセサリーなどの服飾関係やテレビや掃除機などの電化製品、さらに牛肉や果物などの食品関係に至るまで私たちの身の回りにはいろいろな商品にブランドが付けられ、流通していることが分かりますね。

なぜ多くの製品にブランドが付けられているのでしょうか?
それはブランドが持つ効果(機能)を知ることで理解することが出来ます。
ブランドには、次の4つの機能があります。

  1. 出所表示機能
  2. 品質表示機能
  3. 宣伝広告機能
  4. 資産価値機能

まず、ロゴやブランド名を聞いただけで、その製品のメーカーがわかり安心感を得ることができます。これが「出所表示機能」です。
同様に、そのブランドがわかることで、一定の品質や価値があることが判断できるようになります。これが「品質表示機能」です。
つぎに「宣伝広告機能」とは、ブランドの持つイメージや評判が高ければ、その商品を身に付けることで消費者のステイタスシンボルとなるという機能です。
最後に「資産価値機能」とは、ブランド名自体に資産価値がつくことで、企業の収益向上に貢献するという機能です。

これらの効果によって、消費者は商品を選び易くなり、企業としても他の商品との差別化を図ることができるのです!

特に日本人はブランドへの依存度が高いと言われていますが、たしかに身の回りを見渡してみてもあらゆるものにブランドが付けられていますね。
私自身はあまりブランド品で自分を着飾るということはしませんが、ビールはこれ、ラーメンならあそこの店といったように毎回同じようなお店や商品を選んでしまいます。

ブランドが消費者の中で定着するとこのように反復購買につながり、企業としてのメリットも大きいということがブランド戦略の最大の狙いということになりますね♪

次回は、「データ分析」についてお話しします!

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